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03月06日-議案質疑・委員会付託-07号

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  1. 筑西市議会 2023-03-06
    03月06日-議案質疑・委員会付託-07号


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    最終取得日: 2023-05-30
    令和 5年  3月 定例会(第1回)                  令和5年第1回               筑西市議会定例会会議録 第7号令和5年3月6日(月) 午前10時開議                                            令和5年第1回筑西市議会定例会議事日程 第7号                           令和5年3月6日(月)午前10時開議第1 議案第 7号 筑西市建設計画の変更について   議案第 8号 令和4年度筑西市一般会計補正予算(第9号)   議案第 9号 令和4年度筑西市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)   議案第10号 令和4年度筑西市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)   議案第11号 令和4年度筑西市介護保険特別会計補正予算(第4号)   議案第12号 筑西市附属機関に関する条例の一部改正について   議案第13号 筑西市個人情報の保護に関する法律施行条例の制定について   議案第14号 筑西市税条例等の一部改正について   議案第15号 筑西市避難行動支援者名簿情報提供等に関する条例の一部改正について   議案第16号 筑西市高齢者在宅生活支援事業実施条例の廃止について   議案第17号 筑西市国民健康保険条例の一部改正について   議案第18号 筑西市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業運営に関する基準を定める条例の一         部改正について   議案第19号 筑西市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について   議案第20号 筑西市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正に         ついて   議案第21号 筑西市立認定こども園条例の一部改正について   議案第22号 筑西市営住宅条例の一部改正について   議案第23号 筑西市立公民館条例の一部改正について   議案第24号 筑西市立体育館条例の一部改正について   議案第25号 令和5年度筑西市一般会計予算   議案第26号 令和5年度筑西市国民健康保険特別会計予算   議案第27号 令和5年度筑西市後期高齢者医療特別会計予算   議案第28号 令和5年度筑西市介護保険特別会計予算   議案第29号 令和5年度筑西市介護サービス事業特別会計予算   議案第30号 令和5年度筑西市病院事業債管理特別会計予算   議案第31号 令和5年度筑西市水道事業会計予算   議案第32号 令和5年度筑西市下水道事業会計予算   議案第33号 令和5年度筑西市農業集落排水事業会計予算                                     (以上27案一括上程)第2 議案第34号 工事請負契約の締結について   議案第35号 筑西市国民健康保険税条例及び筑西市介護保険条例の一部改正について                                      (以上2案一括上程)                                 本日の会議に付した案件 日程第1 議案第7号ないし議案第33号 日程第2 議案第34号ないし議案第35号                                 出席議員   1番 鈴木 一樹君     2番 水柿 美幸君     3番 國府田喜久男君   4番 中座 敏和君     5番 石嶋  巌君     6番 小倉ひと美君   7番 三澤 隆一君     8番 藤澤 和成君     9番 保坂 直樹君   10番 田中 隆徳君     11番 稲川 新二君     12番 小島 信一君   13番 大嶋  茂君     14番 津田  修君     15番 増渕 愼治君   16番 真次 洋行君     17番 仁平 正巳君     18番 尾木 恵子君   19番 三浦  譲君     20番 堀江 健一君     21番 秋山 恵一君   22番 榎戸甲子夫君     23番 箱守 茂樹君     24番 赤城 正德君                                 欠席議員   な し                                 説明のため出席した者    市長        須藤  茂君      副市長       菊池 雅裕君   教育長       小室 髙志君      市長公室長     西秋  透君   総務部長      渡辺 貴子君      企画部長      熊坂 仁志君   財務部長      山口 信幸君      市民環境部長    渡邉 千和君   保健福祉部長    平間 雅人君      こども部長     松岡 道法君   経済部長      横田  実君      土木部長      阿部 拓巳君   上下水道部長    鈴木 勝利君      会計管理者     板谷 典子君   教育部長      鈴木 敦史君      秘書課長      新井 隆一君                                 議会事務局職員出席者   事務局長      中島 国人君      書記        里村  孝君   書記        谷島しづ江君                                           〔議長 津田 修君議長席に着く〕 ○議長津田修君) おはようございます。 これより本日の会議を開きます。 ただいまの出席議員は24名であります。よって会議は成立いたしております。 会議録署名議員は、前回のとおりであります。 地方自治法第121条第1項の規定に基づく出席要求による出席者及び事務局職員出席者は、前回のとおりであります。 議会運営委員会委員長議会運営委員会の協議結果についての報告をお願いいたします。 議会運営委員会委員長 赤城正德君。          〔議会運営委員会委員長 赤城正德君登壇〕 ◆議会運営委員会委員長赤城正德君) 皆さん、おはようございます。議会運営委員会委員長報告議会運営委員会の結果についてご報告いたします。 円滑な議会運営を図るべく、去る3月2日に当委員会全員協議会室に招集し、正副議長出席の下、開催いたしました。その結果についてをご報告いたします。 市長より、議案第34号及び議案第35号が追加提出され、協議の結果、これを日程第2として上程することを決定いたしました。 以上、報告いたします。 ○議長津田修君) ただいま報告のありました追加議案は、既に配付いたしております。また、本日の日程は、お手元に配付した日程表のとおりであります。 これより議事日程に入ります。 日程第1 議案第7号「筑西市建設計画の変更について」から議案第33号「令和5年度筑西市農業集落排水事業会計予算」まで、以上27案を一括上程いたします。 これら27案につきましては、既に説明が終了しております。直ちに質疑を願いますが、議案につきましては各常任委員会への付託、新年度予算議案につきましては、予算特別委員会を設置し、付託の上審査することを予定しておりますので、質疑は総括的なものにとどめていただきたいと存じます。 なお、重複する質疑や、既に回答があったと判断されるものにつきましては、できるだけご遠慮いただきますようお願いいたします。 この際、申し上げます。議事の都合により、本日の議案質疑についての各議員の発言はそれぞれ30分、質疑回数は一問一答方式を選択した場合は無制限、総括方式を選択した場合は3回以内といたします。 それでは、通告順に従い発言を許します。 19番 三浦譲君。          〔19番 三浦 譲君登壇〕 ◆19番(三浦譲君) おはようございます。それでは、早速質疑をしていきたいと思います。私が通告したのは、議案第8号の一般会計補正予算についてです。まず、1番目に、財政調整基金繰入金について伺います。ページは19ページ中段にあります。基金繰入金が、今回三角の5億6,300万円余りということで、当初予算から今回までの補正の間に、財政調整基金繰入金の総額は幾らになるのか伺います。また、残高がどのくらいになるのかについてもお答え願いたいと思います。 ○議長津田修君) 19番 三浦譲君の質疑に答弁を願います。山口財務部長。 ◎財務部長山口信幸君) 三浦議員のご質疑に答弁をさせていただきます。 財政調整基金繰入金につきましては、まず令和4年度の当初予算におきまして8億9,784万6,000円を繰入れし、予算調整を行っております。以降、この財政調整基金の活用といたしましては、6回の補正予算を経て、最終的には繰戻しも行いましたので、繰入総額は4億304万円となっております。なお、当初予算額と比較いたしまして4億9,480万6,000円の減となってございます。 それから、令和4年度末の財政調整基金の現在高につきましては、約51億7,000万円となる見込みでございます。 ○議長津田修君) 19番 三浦譲君。 ◆19番(三浦譲君) やりくりをして約4億9,000万円繰り入れたということになるわけですね。いいですか。では、確認のため、もう一度お願いします。 ○議長津田修君) 山口財務部長。 ◎財務部長山口信幸君) 答弁いたします。 最終的な繰入金額は4億304万円でございます。 ○議長津田修君) 19番 三浦譲君。 ◆19番(三浦譲君) 次に、繰越金について伺います。 これも19ページの今の財政調整基金の下にあります。この繰越金については、当初予算で見たのが7億円なのです。そのときに、財政調整基金は当初予算で9億円を計上しています。そして、今回いろいろと繰越金が出てまいりましたけれども、当初予算で計上するときに、財源が足りない場合に財政調整基金手当てをすると。調整をするわけですね。そのときに、繰越金の当初予算への充て方というのも、どういうふうに財政調整をするのかなというところがよく分からないので、まず両者の振り分け考え方について伺います。 ○議長津田修君) 山口財務部長。 ◎財務部長山口信幸君) 答弁させていただきます。 本市における繰越金財政調整基金の活用についてでございますけれども、まず両資金ともに、一般財源としての調整財源として活用させていただいているところでございます。その振り分けでございますけれども、まず確実な財源として見込めるのは財政調整基金になります。これは、市が基金として持っているお金です。一方で、繰越金は、6月の決算を迎えて初めて確定する財源、つまりこれは未確定財源になります。ですので、当初予算の編成の際には、歳入欠陥を生じないために、一般的に望ましい姿として示されている標準財政規模の3%から5%ということで見込んでいます。本市の場合は、基本3%程度で見込んでいるというところでございます。 ですので、まずは繰越金を先に一定額令和4年度は7億円、まず標準財政規模の3%程度、これを見込みまして、残りの財源不足額に対して財政調整基金で賄うということで予算調整を行っているということでございます。当然財政調整基金につきましても限りがございますので、年度末の見込み、それから次年度の予算編成、こういったものも見越して活用に努めておりまして、安定財政運営に努めているところでございます。よろしくご理解いただきたいと存じます。 ○議長津田修君) 19番 三浦譲君。 ◆19番(三浦譲君) 私が分からないところは、繰越金がいつの時点で、どのくらいに見込めるかと。確定ではなく、見込めるかという、その見込みの金額がちゃんと出せるのだろうかと。予算を組むのは12月時点ですよね。ですから、その時点で、今年度の繰越金はこのくらい見込めそうだというところが、ある程度分かってくるのではないかなというふうに思うのです。そうすると、さっきの確定したときの3%という話でしたけれども、もっと見込めるのではないかなというふうに思うのです。それが財政調整基金繰り出し方にも関わってくるので、その辺いかがでしょうか。 ○議長津田修君) 山口財務部長。 ◎財務部長山口信幸君) 答弁いたします。 繰越金の確定につきましては、毎年6月の決算をもってということですので、当初予算は、先ほど議員からありましたように、12月の時点で決めますので、大体半年前に見込むわけです。その段階では100%見込むことはできませんが、繰越金につきましては、例年度の決算などから見ていくと、13億円から30億円ぐらいの程度で推移しています。これは、そのときの財政の状況とか、いろいろな事業の状況によって変わってきます。ですので、はっきり見えてくるのは、やはり年度末以降になってかなというふうに思います。たまたま令和3年度は30億円という、31億円ですか、大きな繰越しになっていますが、これは国の経済支援対策によって、年度末に交付税追加交付が約11億円あったということがあります。ですので、令和3年度は特に多くなったということです。当初予算で見込むとすると、20億円弱かなというふうに思いますが、当初予算で組んだ残りの財源につきましては、当然これは補正の財源として活用します。筑西市の場合は、補正予算として毎年おおむね10億円を超える一般財源を充当しています。ですので、そういったものを踏まえて、当初予算補正予算、合わせて繰越金はおおむね20億円程度になるかなと思いますけれども、その年、年の収支の状況を見て活用しているという状況でございます。 ○議長津田修君) 19番 三浦譲君。
    ◆19番(三浦譲君) 大体分かりました。予算を組むときには、財源不足を起こしては大変ですから、慎重に組むということでの3%を見込むということだろうと思います。ただ、積極予算を組まなくてはならないという場合には、この辺も検討していかなくてはならないのではないかなというふうに思います。 次に、3点目の質疑ですけれども、庁舎建設事業基金積立金、23ページにあります。今回も3億円を積み立てる予算になっています。その理由としては、黒字決算だというのが本会議での説明でした。ただ、確かに黒字が見込めて、3億円を積み立てる余裕があるという判断ということだと思うのですけれども、ただ今回の場合は、物価高騰という状況が広範囲に及んでいます。それから、引き続きコロナということで、市民生活も非常に疲弊していると。事業も疲弊しているということがあるので、こういうところに積極的に支援策手当てをすることによって、黒字の一定の部分、全部とは言いません。一定の部分、出せる範囲の部分をもうちょっと出せたのではないかというのが今回の質疑の趣旨です。 3億円庁舎のほうに積み立てるということは、これは急いでやらなければならないことなのかどうかというふうに考えると、これは今3億円積み立てないと後が大変だと、間近に迫っているというわけではないので、この辺は勘案する必要があったのではないかというふうに思うのです。ですから、この庁舎建設の3億円、2回積んでいますけれども、これはもうちょっと精査していかなければならないのではないかというふうに思います。そのためには、やはりどういう場合に積立てができるという規定、これが今明文化されているかどうか、お願いします。 ○議長津田修君) 山口財務部長。 ◎財務部長山口信幸君) 答弁させていただきます。 この庁舎建設基金積立ての理由といたしまして、私のほうで黒字が見込めることを挙げさせていただいたわけでございますけれども、これは当然、これだけではない、この理由だけではないということです。将来必ず必要となります庁舎建設に係る費用について、将来の世代にのみ押しつけるのではなくて、今の世代から広くご負担をいただいて、可能な限り将来の子供たちに負担を残さないようにする、少ない負担で済むようにするということが大きな目的にあるということでございます。 今年度の黒字化見込みでございますけれども、これはやはり昨年度と同様に、コロナ禍物価高騰対策として、国のほうの経済支援策によりまして、国税収入等も過去最高、これが堅持されております。これに関連する交付税とか交付金、そして市税なども増えているということから、黒字というふうになっている、ということで見込んでいるところでございます。 ただいま議員がおっしゃられたような、コロナ禍とか物価高騰対策をまず優先すべきではないかということでございますけれども、これにつきましては、本市におきましては、この3年間で地方創生臨時交付金を27億7,000万円活用させていただきまして、それにプラスアルファとして一般財源も10億円充当して、多くの事業、延べで93事業を実施しております。これは、他市町村に比べても迅速に、そして本市の実情に即した支援が行えているというふうに判断しているところでございます。やるべきことはしっかりとやったというふうな結果かなというふうに思っております。ただ、この事業につきましても、この後検証作業が必要になってくるというふうに考えております。現時点では一定の効果があったというふうに判断したところでございます。 令和5年度につきましては、この臨時交付金につきましては、現時点のところで配分がないという状況になっています。ですので、アフターコロナで通常の予算編成に戻していくということでございます。ただ、今後につきましては、国、県の動向、これをしっかりと見極めまして、適宜必要な対策は講じていく必要があるというふうに考えています。今、国のほうの報道では、3月中に物価高騰対策についても取りまとめるというふうな報道がありますので、そういったものを踏まえて、補正予算を取るなりして、適宜必要な対策を講じていくことが必要になるというふうに考えています。それから、ご質疑の積み立てる場合のルールということでございますけれども、まずはこの基金設置目的は、昨年、令和4年の第1回の議会定例会にお示しした、基本的には基金設置条例によることになりますけれども、確かにその中では、積立てルールについては明文化されていないというのが現状かなというふうに見ております。令和4年度の第1回の議会定例会におきまして答弁させていただいた中で、おおむね20年後の庁舎整備を見据えて、おおむね20億円程度積み立てるということをお話ししたかなというふうに記憶はしているのですけれども、そういったものが基本的には大きなルールになってくるのかなというふうに思っています。このためのやはり条件といたしましては、当該年度の収支が黒字であるということは当然必須条件になってくるのかなと思います。やはり当該年度の収支が黒字であるときはいいのですけれども、そうでない場合、これはやはり経常経費といいますか、扶助費などを削減してまでも積み立てるわけにいきませんので、そういうときは積立てができないということになります。よって、毎年の積立額につきましては、当該年度の収支とも大きく関連いたしますので、一概に幾らということはなかなか言えませんので、その時点、時点の財政状況を十分に勘案して、次年度の予算編成、こういったものを見据えて、目標年次までに目標額を積み立てする、そういう大きな目標、ルールをお示しをさせていただいて、将来にわたる市民の負担、こういったものの軽減、平準化を図っていきたいというふうに考えております。なお、毎年度の繰越金というか決算剰余金、この処分とか活用につきましては、予算書、それから決算書、それから財政事情書、これは6月と12月に出しております。その中で資金収支も含めて明らかにして、議会、それから市民の皆様にもお示ししているところでございますので、透明化も図られているかなというふうに考えております。以上でございます。 ○議長津田修君) 19番 三浦譲君。 ◆19番(三浦譲君) 財政規律という言葉がありますけれども、財政規律に反するような積立てでは、これは市民から相当批判が出るわけですから、もちろん現在のところ、そんなことはないと。後世の世代にツケを残さないという理由もあるということなのですが、しかし今の社会状況経済状況というのが、どん底の状態であると。災害級ですよね。災害級の今の状況の中で、やはり財政調整基金が大概財源になってくると思うのです、独自にやるとすれば。ただ、それもやはり考えなくはならないのではないかというふうに思います。今まで確かに国の地方創生臨時交付金でやってきました。それに上乗せするという形もやったし、独自という形もやりました。筑西市は、私はやっているほうだと思います。我々もいろいろ要望を出させてもらいました。だけれども、現時点においては、国のほうでも、これで十分だとは言えないということで、今予備費のほうから5兆円、最低でもといいますか、5兆円はあるよというような話に今なってきていて、多分かなりそれに近い出動があるのだろうというふうに思います。そこまで国も迫られているというのが今の全体の社会状況です。 この中で、私は、やっぱりここで市も独自に何らかの、例えば農業とか商業、工業あるいは子育て支援、そういったところ、あと国のほうでは低所得への支援というのに言及を、確定はしていないけれども、言及をしています。そういったところにはどうしても必要だという判断が既にあるのだろうというふうに思うのです。だとすれば、筑西市も、やはりここは考えなくてはならないのではないかというふうに思うのです。そのときに、庁舎建設の3億円というのが適正なのかどうかということもやっぱり考えなくてはならない。場合によっては、積むのは積むけれども、2億円積んでおこうと、あるいは今回は1億円にしておこうというような判断もあり得るわけです、さっきのコロナ物価高騰関係の支援も兼ね合わせると。そういった意味で、私は、何らかのはっきりした積立てルールというものがないと、なかなか理解されないときがあるのではないかと。黒字だからやります。それから、平準化のためにやりますとだけでは、なかなか納得されないのではないかなというふうに思うので、私は今回取り上げてみたのです。 市長、その点いかがでしょう。 ○議長津田修君) 須藤市長。 ◎市長(須藤茂君) 三浦議員がおっしゃっていることは分かります。いろいろな考え方がある中で、後世にその負担をかけないということで、財政に合わせた金額を積んでいるわけでございまして、では今年は3億だけれども、来年も3億円か、再来年も3億円というのではなくて、そのときの状況に応じて2億円だったり、1億円だったりしますので、そういうことを考えて、後世に残さないようにということを考えているところでございます。今言ったようなことは、しっかり考えていかなくてはいけないと思っています。これが市民の皆様に理解を得る方法だと思っておりますので、しっかり考えていきたいと思っております。 以上です。 ○議長津田修君) 19番 三浦譲君。 ◆19番(三浦譲君) ぜひそういうふうに検討していただきたいと思います。今、庁舎建設事業基金条例というものには、どういうところを積み立てるのかというと、第2条で、寄附金の全額です、1つは。もう1つは、市長が必要と認める金額としか書いてないのです。これだけなのです。あとの規定は何もないのです。ですから、状況に応じて幾らでも変えられるという部分がありますが、私は、市民生活のほうが今大変な時期ですから、あえてこの辺を言わせていただいたわけです。この辺十分に酌んでいただいて、これからよく検討していただきたいなというふうに思います。 以上で終わります。 ○議長津田修君) 次に、5番 石嶋巌君。          〔5番 石嶋 巌君登壇〕 ◆5番(石嶋巌君) 5番 石嶋巌議案質疑を行います。 議案第19号「筑西市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」伺います。第7条の2第2項、安全計画の周知及び研修について、まず最初に職員に対する研修及び訓練とはどのような内容なのかお伺いいたします。 ○議長津田修君) 5番 石嶋巌君の質疑に答弁を願います。松岡こども部長。 ◎こども部長(松岡道法君) 石嶋議員のご質疑にご答弁申し上げます。 職員に対する研修及び訓練とは、遠足など園外における活動を行う場合の職員の体制、そしてそれぞれの役割分担についてでございます。また、その時点で緊急事態が発生した場合の連絡方法や救急救命を学び、事故発生時の対応に関する実践的な訓練を行うものというものでございます。 以上でございます。 ○議長津田修君) 5番 石嶋巌君。 ◆5番(石嶋巌君) 実践的な訓練を行うということでありましたが、緊急時を想定してと言いましたが、どういう緊急時を想定しているのか伺います。 ○議長津田修君) 松岡こども部長。 ◎こども部長(松岡道法君) ご答弁申し上げます。 特に近年、想定しない暴漢であったり、交通事故も含めて、最近園外での活動が、子供たちを守っていかなければいけないという様々な事件が世の中で非常に発生しております。そういったことで、これは次の質疑にもつながるかと思うのですが、園外での活動において、子供たちについても大人の近くにいられるように、また今子供たちを、例えば公園とかに連れていったとしたら、その公園の中の所在というのも確認しなければいけないということで、見守りタグとかというところまでいっているのですが、そういった周辺の危険があれば、それは事前に、行事の前に確認しておくとか、子供たちがどの範囲で遊んでいるのかということも把握していると。そういったときに、何らかの、外部の方が突然進入してきたり、もっとあると、自然災害もございますので、そういった考えられるケースのときに、どういう対応をするのだというのを事前に研修を積み、また施設としてマニュアル化して対応するということでございます。 以上でございます。 ○議長津田修君) 5番 石嶋巌君。 ◆5番(石嶋巌君) 分かりました。やはり子供を守るということが大事だというふうな答弁と受け止めました。次に、「定期的に実施する」とありますが、どのぐらいの間隔で実施するのかお伺いします。 ○議長津田修君) 松岡こども部長。 ◎こども部長(松岡道法君) 訓練や研修の実施頻度ですが、ルールとしては、年1回以上というふうに、必要に応じて行うというふうに規定されております。また、今般の改正に当たりましては、国からこういう安全マニュアルのひな形が提示されておりまして、そのひな形に沿って、それぞれの施設に合ったマニュアル、また研修計画をつくっていくということになっているのですが、その内容につきましては、今度、市のほうでも年に1回以上実地検査に赴きますので、その時点でマニュアルの内容、また実際に実施している研修の内容、訓練の内容というものも確認させていただいているところでございます。 以上でございます。 ○議長津田修君) 5番 石嶋巌君。 ◆5番(石嶋巌君) 次に、第7条の2第3項、安全計画に基づく取組の内容について伺います。 保護者に対してどのように周知するのか伺います。 ○議長津田修君) 松岡こども部長。 ◎こども部長(松岡道法君) ご答弁申し上げます。 保護者に対しての周知方法ですが、施設から保護者に対して、園外活動を行うときに、事故が発生した場合などに対して、施設側が行います行動の指針、そして緊急連絡先などを記載した内容につきまして、紙ベース、プリントやメールの連絡網のアプリというのも各施設で導入しておりますので、そちらを用いて周知するということが考えられると思います。 以上でございます。 ○議長津田修君) 5番 石嶋巌君。 ◆5番(石嶋巌君) 分かりました。続いて、保護者との連携の問題なのですが、これはどのように連携を図っていくのか伺います。 ○議長津田修君) 松岡こども部長。 ◎こども部長(松岡道法君) ご答弁申し上げます。 先ほどの答弁とちょっと重なる部分がございますが、緊急時の連絡体制とかも保護者と連絡を取っております。その保護者との連携につきましては、園外の活動などを行ったときに、事件、事故に巻き込まれたり、またお子さんが病気になったりした場合に備え、事前に活動の内容、また行き先などの緊急対策、緊急時の連絡網を使いまして、保護者の対応方法などを事前に保護者と施設の間で共有することによりまして、双方のスムーズな対応を図っていくというところでございます。 以上でございます。 ○議長津田修君) 5番 石嶋巌君。 ◆5番(石嶋巌君) 今ありましたように、やはり保護者との共有化を図るというのが本当に大事なことと思います。 次に、第7条の3第2項、自動車を運行する場合の所在の確認について伺います。「当該自動車にブザーその他の車内の利用乳幼児の見落としを防止する装置を備え」とありますが、具体的にどのようなものか伺います。 ○議長津田修君) 松岡こども部長。 ◎こども部長(松岡道法君) ご答弁申し上げます。 送迎用のバスでのお子さんの置き去り事件というものを受けまして、昨年から国のほうで、特に国土交通省が軸になって検討を進めた結果、ブザーの設置が義務化されることになりました。その自動車につける「ブザーその他の車内の利用乳幼児の見落としを防止する装置」という表現になってございますが、大きく分けて2種類の装置がございます。降車時確認式、バスを降りるときに確認する方式の装置と自動検知式という装置、赤外線などでバスの中を確認するという装置の2種類が大きく分けてございます。降車時確認式というのが1つ目なのですが、具体的に申し上げますと、バスのエンジンを止めた後、車内にブザーが鳴ります。お子様が降りた、降ろしたりした後に、具体的には運転手になるのですが、運転手がそのブザーを止めるためには、バスの一番後ろにスイッチがつきまして、そのスイッチを押しに行くということを動作として入れることによりまして、車内の確認を促す機能を持つ装置でございます。 2つ目の自動検知式の装置でございますが、こちらはエンジンの停止後に、車内に乗っていた運転手も含めて、ドアを閉めて全員が下車した状態でも、中にセンサーがついておりまして、車内に置き去りにされた子供がいた場合、そのお子さんが動いた場合、センサーで検地され、車外についている、ブザーがつくことになるのですが、車外に向けてそのブザーが鳴りまして、外部に取り残されている人がいるというところを発報する機能を持った装置でございます。 降車時確認式も自動検知式も、双方ともヒューマンエラーを補完するという機能を有するものでございます。それぞれの装置につきましては、先ほど申し上げました国土交通省が、その機能を認めているメーカー、品番が公表されておりまして、2月現在で、降車時確認式が11種類、自動検知式は1種類、それぞれを併用した6種類が公表されておりまして、その公表されている中から設置することというふうにされているものでございます。 以上でございます。 ○議長津田修君) 5番 石嶋巌君。 ◆5番(石嶋巌君) 次に、第14条第2項、衛生管理等について伺います。 職員に対する研修及び訓練は、どのような内容なのか伺います。 ○議長津田修君) 松岡こども部長。 ◎こども部長(松岡道法君) ご答弁申し上げます。 職員に対する研修及び訓練でございますが、利用者の安全を確保するため、感染症及び食中毒の予防、またまん延防止のための研修というふうにされております。それに伴いまして、お子さんですので、ミルクの作り方や施設とか、またお子様が触る、日頃遊ぶおもちゃなどですね、消毒の仕方など、実践を想定した手順の確認を行うなどの訓練でございます。 以上でございます。 ○議長津田修君) 5番 石嶋巌君。 ◆5番(石嶋巌君) 次に、定期的に実施とありますが、どのぐらいの間隔で実施するか伺います。 ○議長津田修君) 松岡こども部長。 ◎こども部長(松岡道法君) 先ほどご答弁させていただいた内容と同じになってしまうのですが、年に1回以上、必要に応じて行うことということにされておりまして、その確認につきましても、答弁が重なってしまうのですが、市が行います実地検査において、マニュアル、また実践した研修の内容などを確認させていただくということになっております。 以上でございます。 ○議長津田修君) 5番 石嶋巌君。 ◆5番(石嶋巌君) 以上で質疑を終了します。 ○議長津田修君) 以上で質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第7号から議案第24号の18案は、お手元に配付いたしております議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 なお、この際お諮りいたします。議案第25号から議案第33号までの新年度予算9案については、12名の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長津田修君) ご異議なしと認めます。 よって、本案につきましては、12名の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。 ただいま設置されました予算特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により議長において指名いたします。 予算特別委員会の委員は、1番 鈴木一樹君、2番 水柿美幸君、4番 中座敏和君、6番 小倉ひと美君、8番 藤澤和成君、10番 田中隆徳君、12番 小島信一君、15番 増渕愼治君、18番 尾木恵子君、19番 三浦譲君、20番 堀江健一君、21番 秋山恵一君、以上12名を選任いたします。 次に、日程第2 議案第34号「工事請負契約の締結について」及び議案第35号「筑西市国民健康保険税条例及び筑西市介護保険条例の一部改正について」、以上2案を一括上程いたします。 直ちに説明を求めます。 初めに、議案第34号について、鈴木教育部長。          〔教育部長 鈴木敦史君登壇〕 ◎教育部長(鈴木敦史君) 議案第34号「工事請負契約の締結について」ご説明をいたします。 令和5年2月3日付で条件付き一般競争入札(電子入札)に付した筑西市立下館南中学校プール改築工事(建築)について、下記により契約を締結するため、議会の議決を求めるものでございます。 記といたしまして、1、契約の目的、筑西市立下館南中学校プール改築工事(建築)でございます。 2、契約金額、5億2,327万円。 3、契約の相手方、アキラ・飯田特定建設工事共同企業体。代表構成員といたしまして、筑西市成田321番地、アキラ建設株式会社、代表取締役 志賀野明範。構成員といたしまして、筑西市木戸469番地1、飯田建設興業有限会社、代表取締役 鮏川和男でございます。 下館南中学校のプールは、昭和46年に建設されまして、プール本体、設備ともに大変老朽化しているため、解体撤去するとともに、同じ場所に小学校との共同利用を想定したプール整備を行い、教育環境の充実を図るものでございます。 この事業は、合併特例債事業として、令和5年度から工事着手するものでございます。 ページを返していただきまして、参考資料1ページをお開き願います。工事の概要について、主な部分をご説明いたします。1番、工事名から4番、請負金額までにつきましては、ただいまご説明したとおりでございます。 5、工期は、本契約の効力を生ずる日の翌日から令和6年6月28日まででございます。 なお、工事の請負契約につきましては、2月27日開札、3月1日に仮契約を締結しているところでございます。 6、工事概要でございますが、構造規模は、鉄筋コンクリート造一部鉄骨造、1階建てでございます。延べ床面積は893.55平方メートルでございます。25メートルプールで6コース。プール床面は、全面昇降式の可動床となっております。 ページを返していただきまして、2ページが配置図でございます。 返していただきまして、3ページが平面図とピット図でございます。 返していただきまして、4ページが屋根の伏図、それと天井の伏図でございます。 返していただいて、5ページが断面図。 ページを返していただきまして、6ページが立面図ということでございます。 説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長津田修君) 次に、議案第35号について、平間保健福祉部長。          〔保健福祉部長 平間雅人君登壇〕 ◎保健福祉部長(平間雅人君) 議案第35号「筑西市国民健康保険税条例及び筑西市介護保険条例の一部改正について」ご説明申し上げます。 初めに、改正の内容でございます。現在、新型コロナウイルス感染症の影響により、収入減少が見込まれる場合におきましては、国民健康保険にあっては国民健康保険税、介護保険にあっては介護保険料の減免を実施しております。今回の改正では、令和4年度末までの減免期間を令和5年5月分まで延長するものでございます。 次に、改正の理由でございます。今般、国からの通知によりますと、新型コロナウイルスの5類感染症へ位置づける方針が示されたことを踏まえまして、保険税、保険料の減免に対します国の10分の10の財政支援は、令和4年度分までで終了するとのことでございます。市としましては、国の財政支援が打ち切られたことに伴いまして、保険税、保険料の減免を終了してよいものなのかどうかを検討いたしました。結果、2類相当の期間中にコロナによります収入減少等の方を救済するためにも、市の財源によります対応で、保険税、保険料の減免を継続していきたいと考えました。 最後に、附則としまして、この条例は、令和5年4月1日から施行するものでございます。 議案第35号の説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長津田修君) 以上で議案第34号及び議案第35号の説明を終わります。 質疑を願います。 19番 三浦譲君。          〔19番 三浦 譲君登壇〕 ◆19番(三浦譲君) 私は、議案第34号の工事請負契約の締結について伺います。 この入札が、いわゆる年度末に近い段階で行われたということで、これまでの経緯、つまり当初予算で見ていたけれども、それが年度ぎりぎりに入札しなければならないという事情について、まず伺います。 ○議長津田修君) 19番 三浦譲君の質疑に答弁を願います。 鈴木教育部長。 ◎教育部長(鈴木敦史君) 三浦議員の質疑に答弁したいと思います。 今回のこちらの工事の入札につきましては、昨年の5月に入札が中止ということになってございます。その後、中止の原因のほうを調査いたしまして、建設資材の物価高騰等が懸念されましたことから、再入札へ向けて再計算を実施していたところでございます。その後、12月議会におきまして工事費の増額補正予算を可決いただきまして、今議会での契約議案上程ということで、2月27日の入札となったところでございます。 以上でございます。 ○議長津田修君) 19番 三浦譲君。 ◆19番(三浦譲君) そこで、お聞きしたいのは、物価高騰によって、いろいろと入札が大変な状況になっているようです。それで、今回のこの入札も、応じたのが2者で、そのうち1者は辞退ということで、事実上1者だけで行われたと。電子入札ですから、それはいいのですが。 それで、このような物価高騰によって、入札で辞退をするというようなことが最近間々あるのかどうか、ほかの工事でもです。今回がその1つなのかなと。この辺を確認したいと思います。 ○議長津田修君) 渡辺総務部長。 ◎総務部長(渡辺貴子君) 三浦議員のご質疑にご答弁いたします。 入札について、その入札が成立しなかったのかという具体的な数は、今ここでご答弁することはできませんけれども、確かに物価高騰、それから資材のほうの調達ができなくて、入札の参加が少なくて成立しなかったという入札のほうは実際ございました。 以上でございます。 ○議長津田修君) 19番 三浦譲君。 ◆19番(三浦譲君) それで、場合によっては補正予算を組まないとできないと。今回も、当初予算で組んだだけでは、これは不足する見込みということだったというさっきの経過です。それで、かなり今こういった資材高騰の影響を受けているということで、資料として、こういった不成立あるいは辞退といったことが分かる資料というものをぜひ出してほしいと思うのですが、いかがでしょうか。 ○議長津田修君) 渡辺総務部長。 ◎総務部長(渡辺貴子君) ご答弁いたします。 分かる資料というのは、申し訳ありません、私は具体的に分からないので、逆に議員のほうに、どういったものが必要なのかお聞きしたいと思います。お願いいたします。 ○議長津田修君) 19番 三浦譲君。 ◆19番(三浦譲君) どういう場合かというと、入札をしたけれども、何者も辞退をしたと。なぜ辞退したのかは、これは分からないですよね。ですから、それは構わないのですが、そういった状況というものがかなりあるのではないかなというふうに思うのです、特に建築工事関係、大きな金額の入札などでは。そういったところで、そういう視点から見て、こういった事例があったということを、ぜひまとめて出していただければと思います。 ○議長津田修君) 渡辺総務部長。 ◎総務部長(渡辺貴子君) ご答弁いたします。 不調になった案件、そういったものの資料のほうは、では議員のほうにお渡しするという、そういった形でよろしいでしょうか。          (「はい」と呼ぶ者あり) ○議長津田修君) 渡辺総務部長。 ◎総務部長(渡辺貴子君) すみません。では、不調になった案件の一覧のほうが、今手元に参りましたので、申し上げます。 まず、見積り合わせの段階で不調になってしまった、そういったものが、再度入札に至ったものもございますが、まずは1件目、風疹のほうの封入封緘、そちらの作業の委託のほうが、そちらは見積り合わせの段階で不落になってしまいまして、この案件につきましては再度入札が成立いたしました。 次に、この案件です。下館南中学校のプール、こちらのほうの改築工事、こちらが今回の再度入札という案件になっております。 それから、プリンター等の情報機器のほうの調達、こちらの案件ですけれども、こちらは見積り合わせという形で進めさせていただいております。 それから、学校のほうのプリンター機器の調達、こちらも見積り合わせで進めさせていただいております。 それから、デジタル簡易無線登録局及びハイブリッド型のトランシーバー、こちらは消防防災課のほうの案件でございますが、こちらも見積り合わせという形で進めさせていただいております。 それから、中舘の市営住宅、こちらのほうの屋根の改修工事でございますけれども、こちらは応札者による指名競争入札ということで進めております。 また、同じく中舘の市営住宅の屋根の改築工事、こちらは見積り合わせということで進めさせていただいております。こういったことが案件ということでございました。 以上でございます。 ○議長津田修君) 19番 三浦譲君。 ◆19番(三浦譲君) 分かりました。いろいろ細かいところもあるということは分かりました。予算を組むときに、今の状況ですから、なかなか先を読めないというところはあると思います。そういった中で、今回の下館南中学校のプールについては、予算不足ということが起こりましたけれども、今後もその辺十分に、先を読むということは難しいですけれども、検討していかなくてはならないのだなという、そういう難しさが分かりました。 以上で終わります。 ○議長津田修君) では、先に6番 小倉ひと美君。          〔6番 小倉ひと美君登壇〕 ◆6番(小倉ひと美君) 6番 小倉ひと美でございます。私も議案第34号「工事請負契約の締結について」質疑をさせていただきます。 まず、こちらは条件付き一般競争入札とございましたが、条件などの入札の詳細についてお聞きしたいと思います。 あとは質問席にて質疑を続けさせていただきます。 ○議長津田修君) 6番 小倉ひと美君の質疑に答弁を願います。渡辺総務部長。 ◎総務部長(渡辺貴子君) 小倉議員のご質疑に答弁させていただきます。 今回の入札の概要ですけれども、発注形態といたしましては、先ほどありましたように、電子による条件付き一般競争入札ということでございまして、入札のほうの資格条件につきましては、特定建設工事共同企業体、2社JVということです。それから、そちらの代表構成員としましては、筑西市内の本店で登録しまして、建築一式工事における市内ランクAの者で、特定建設業の許可を有する者であること。それから、構成員のほうは、筑西市内の本店で登録し、建築一式工事における市内ランクAの者で、特定建設業の許可を有する者であること。さらに、出資比率のほうですけれども、こちらは特定建設工事共同企業体の出資比率の下限は30%とする。ただし、代表構成員の出資比率は構成員中最大とする。 以上が要件となっております。 以上でございます。 ○議長津田修君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) 先ほど応札者が2者で、1者が辞退とありましたが、では落札率はどのくらいだったのかお願いいたします。 ○議長津田修君) 渡辺総務部長。 ◎総務部長(渡辺貴子君) ご答弁いたします。 今回の落札率は99.71%でございました。 以上でございます。 ○議長津田修君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) 99.71%と、このところ大きな工事の落札率、99%以上と非常に高い落札率が続いておりますが、この点についてはどのようにお考えでしょうか。 ○議長津田修君) 渡辺総務部長。 ◎総務部長(渡辺貴子君) ご答弁いたします。 落札率が今回高かった。高い状況が続いているということですけれども、結果として今回99.71%という高い落札率になったところではございますけれども、この契約のほうですけれども、電子による一般競争入札ということでございまして、透明性ですとか、競争性及び公平性、そちらのほうは十分に確保されておりまして、入札自体は適正に執行しておりますので、そういった適正な競争による結果が、こういったことになったということでございます。 以上でございます。 ○議長津田修君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) では、この設定金額ですが、1度入札が不調になったので、もう1度資材とかの金額を見直して設定価格を設定したのかと思いますが、この金額の妥当性、また根拠についてお聞きしたいと思います。 ○議長津田修君) 鈴木教育部長。 ◎教育部長(鈴木敦史君) 小倉議員の質疑に答弁したいと思います。 先ほども申しましたが、5月に中止となりまして、その後もう1度積算を見積りし直してございます。当初設計額といたしましては5億8,527万7,000円ということで、当初設計をしてございました。そちらを、中止を受けまして、最終的に昨年の11月に新たな設計額といたしまして、6億2,396万4,000円ということで設計額を積算し直してございます。こちらの主な内容といたしましては、やはり建設資材の高騰、それと世界情勢等の影響により、値上げというか、資材価格が非常に不安定でありというところも設計の中で積算をし直しまして、つくり上げたものでございます。 以上でございます。 ○議長津田修君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) 下館南中学校のプールの整備工事費ですが、このほかに電気設備や機械設備などの入札も後に行われるかと思うのですが、それも含めた、また解体や撤去なども先ほど、あるとおっしゃっていましたが、全て含めた工事の総工費というのですか、総事業費は幾らになるのか伺います。 ○議長津田修君) 鈴木教育部長。 ◎教育部長(鈴木敦史君) ご答弁申し上げます。 申し訳ないのですが、先ほどの額が実は総額で答弁させていただいてしまいました。設計額ということです。解体につきましては、建築の中に含まれておりますので、個別に申し上げますと、建築額の積算額が5億2,514万円、この中に解体費も入ってございます。電気設備のほうが3,993万円でございます。機械設備が5,889万4,000円ということで積算をして、先ほど答弁させていただきました6億2,396万4,000円、これが総額になります。 以上でございます。 ○議長津田修君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) では、この工事が令和6年6月28日までと先ほどご説明がありましたが、その間、子供たちのプールの授業、また部活動などはどのようになるのか伺いたいと思います。 ○議長津田修君) 鈴木教育部長。 ◎教育部長(鈴木敦史君) ご答弁申し上げます。 ただいまのをご承認いただければ、契約させていただいて、工事自体は、学校の長期休業期間、そういったものと、その後の一定期間になりますので、その期間につきましては、ちょっとご不便をおかけしてしまうのですけれども、ご了承いただければということで、なるべく子供たちの活動が少ない時期に合わせて工事のほうは進めてまいりたいと考えてございます。 以上でございます。 ○議長津田修君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) そうしますと、子供たち令和5年のプールは授業ができない。部活も下館南中学校のプールを使ってはできない。令和6年のプール授業には間に合うという予定でよろしいのでしょうか。 ○議長津田修君) 鈴木教育部長。 ◎教育部長(鈴木敦史君) ご答弁申し上げます。 令和6年のプールには間に合わせたいというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長津田修君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) 質疑は以上です。ありがとうございました。 ○議長津田修君) 次に、17番 仁平正巳君。          〔17番 仁平正巳君登壇〕 ◆17番(仁平正巳君) 17番 仁平でございます。同じく議案第34号について質疑を行います。私は、建築に関しては疎いほうだとは思いますが、設計の段階で図面を見ますと、大変屋根がなだらかで、相当広い屋根になっていると思うのです。今諸物価が上がって、それからとりわけ電気料が非常に高くなっているという、市民あるいは都市部の方から苦情が出ているような状況の中で、ソーラー発電、いわゆる太陽光発電の屋根を利用したことは、誰も考えなかったのかどうかをまず質疑したいと思います。
    議長津田修君) 17番 仁平正巳君の質疑に答弁を願います。鈴木教育部長。 ◎教育部長(鈴木敦史君) 仁平議員の質疑に答弁したいと思います。 屋根にソーラーパネルということでございます。こちらは可動で、ポリカーボネートの透明な屋根ということになってございます。可動式でございますので、ウエート、重さの影響もございますので、そういった部分につきましては、検討はしなかったところでございます。 以上でございます。 ○議長津田修君) 17番 仁平正巳君。 ◆17番(仁平正巳君) 屋根が、逆に太陽光を入れるような屋根ということですか。 ○議長津田修君) 鈴木教育部長。 ◎教育部長(鈴木敦史君) 答弁申し上げます。 透明ですので、可動で開きますけれども、直接日光がプールに差し込むような、そういった造りになってございます。 以上でございます。 ○議長津田修君) 17番 仁平正巳君。 ◆17番(仁平正巳君) 分かりました。終わります。 ○議長津田修君) 質疑を終結いたします。 ここで資料を配付いたしますので、その場でお待ちください。          〔資料配付〕 ○議長津田修君) ただいま議題となっております議案第34号及び議案第35号は、配付いたしました議案付託表のとおり、福祉文教委員会に付託いたします。 この際、ご連絡をいたします。7日、8日、9日の常任委員会は、午前10時から全員協議会室にて審査を願います。10日、14日、15日の予算特別委員会は、午前10時から全員協議会室にて審査を願います。 また、最終日の討論通告でございますが、通告用紙をお手元に配付してあります。16日の正午まで、時間厳守の上、文書にて通告されますようお願いいたします。 本日の会議はこれで散会いたします。 お疲れさまでございました。                                散  会 午前11時10分...